なんか、やっぱバンコクの中華街:ヤワラー(世界で一番古い中華街とか言われているが、その真偽は定かではない...)は、今でも物凄く魅力に溢れている。
今はバンコクに住んでいるので、電車に乗って行けば、すぐに着くのだが、そんな魅力的な中華街なので、毎回、腰を据えて歩き回りたいのと...歩き回った後、疲れた足を引きずって帰ってくるのもなんだか億劫うだし...またちょっと旅行気分を持って行きたいのもあり...毎回この地に向かう時は、中華街の中の近くのホテルを探して、宿泊してみたり。
今回の最初の目的のお店は、創業60年以上の
1️⃣『クイジャップ・ナイエーク』というお店。
この「クイジャップ」という聞きなれない名称は、
中国語で『粿汁』と書くらしく、広東省潮州一帯で使われている潮州読みで「gue zab」と🐼発音するんだそう...へぇ〜。
「くるくるっと巻いた掴みづらい麺」が出て来るんで、予備知識がないと最初は驚く...。備え付けの箸では食べ辛い事、食べ辛い事...。
この、な〜んも変哲のないし庶民的な雰囲気のお店でも、実は、この料理で数年連続で「ミシュラン(ビブグルマン😋)」も取ってるらしく、夜に訪れると観光客でとんでもない行列になっている...とても並ぶ気がしない。
※まあ、そんな時は無理せず、翌朝、しかも通勤客がはける9:00am以降に行くと、お店はガラガラでゆっくりと好きなものを味わう事ができる〜👍
メニューは(普通、華僑はこういう事をしないお店が多いのだが...観光客が増えたせいか)写真付きで見易く、クイジャップ以外でも美味しそうなものばかり~
早朝に店にいるとわかるのだが(夜の観光客の混雑ぶりとは打って変わり)地元の一般客も立ち寄れる庶民的なお店のままである事が良くわかる。
『ミシュランなんぞに胡座をかかず』
...値段も比較的庶民価格‼️そういう意味では、ここに限らずこういうお店は『真の名店』と言えるのかもね~👍
本来中華料理🍥というのは、大勢👥で集まって円卓を囲みワイワイ📢と会話しながら騒がしく食べるもの。
実際に人数がいないと昼皿が大きいので、一人では種類が食べられなく、なんだかしょうもない食事になってしまうし...
なので、毎回自ずとおひとりさまでも寂しくないお食事を提供するお店を探すことになるのだが...
ここヤワラーには、そんな(おひとりさまでも入れる)お店がたくさんあるので、そんな気がねは一切必要なし。
ボロボロのお店でも、なんと現代では「ミシュラン(ビブだけど...😋)」マークまでが表記されたりする店が結構、数多く存在する。
普通、こんな汚ったねぇお店で、外国人(旅行者)は食べないよねぇぇ...みないな場所でも、
流石に「ミシュラン😋」が輝いていると、なんか安心して入れる気分になるから不思議...流石に(衛生的に)おかしな事はしないだろう...という安心感が生まれて、垣根が低くなる事には違いない...
私は嘗て、ヤワラーのそういうお店で腹痛になり病院に担ぎ込まれ一週間バンコク病院に入院した経験があるので、例え普通のお店であろうとも、今だに用心して、本能的に身構えてしまう...
さて、お次は2️⃣『ロントウ・カフェ』というお店。
「Lhong Tou Cafe」の店名「ロントウ」は漢字で書くと『龍の頭』(2018年にオープンした...外から見ると、想像よりもしょぼいカフェ)
ところが、店内のインテリアが面白くて、写真映えするので、アジアからの観光客だけではなく、一部の写真好きな欧米系観光客も増えているらしい...
店内は非常に狭いので「ロフト席」を作る事で席数を増やしているのだが、この内装にエンタメ性があり、非常に珍しく…思いの外、ウケてしまい、人気店になってしまいました…という感じ。
メニュー📙を見ても、飲み物も食事ともに更に若者/外国人ウケする😊工夫がされており、映えメニュ~ばかり...
それでいて「中華」という枠を越えていないこのギリギリ感‼️
さて、最初に注文したのは「Butterfly Pea Cafe Latte」という少し「青味がかった」コーヒー☕️
青色の成分であるバタフライピーというハーブが入っているのでミルクの部分が青っぽくなっている(バタフライピーは無味なので、味は完全に普通のカフェラテ)
※ ちなみにバタフライピーには抗酸化作用のあるアントシアニンが豊富に含まれており、アンチエイジング効果があるんだとか。
料理の注文は、写真入りで分かり易く、選びやすい。
量は少ないものの(価格も少し高めなものの)...中華粥🥢とか、数種類のおかずが乗っかったセイロ料理の様な、見た目からいきなり可愛らしく、楽しませてくれる...うん、味も悪くない。
店は非常に狭くテーブルも少ないので、食事時はいつも混んでいるらしいのだが、平日の10:30am頃覗いたら、2~3席は空いており、すぐに入店できた。
さて、夕方、少し小腹が減ったので、フラフラと街中を歩いていると、
3️⃣北京ダックの立ち食いスタンド(?)を発見!
これは後ろにある「Hotel Royal🏩」が出している屋台なので、美味しさや衛生に関しては、問題ない🙆♂️と思われる。
さて、最後は、ネットで調べていたら、宿泊していたジュライロータリー近辺から歩いて、歩いて10分前後の場所に「クイッティアオ・クアガイ」のお店で、ビブグルマン😋を2019年から立て続けに取得しているお店がある事が判明。
その名も4️⃣『クイッティアオ・クアガイ・アーン』
ちょっと歩いて、夕飯には少し早い時間に行って見た。
ところで...「クイッティアオ・クアガイ」とは、
幅広の米粉麺(センヤン)をペッタンコにした『タイ風の焼きそば』の事。
似たような「パッタイ」が有名だがこの「クイッティアオ・クアガイ」は、あまり食べた事が無いという観光客が多いかもねぇ...
クイッティアオ・クアガイ は、鶏肉とかシーフードが混っており(パッタイにはピーナッツやモヤシが振りかけられているけども)まったく辛くないので食べ易い...(逆に「物足りねぇ...」という方もいるかも…)。
これ一品だけだと、余りにもシンプルすぎて量も少なく「えっ!?...これがぁ…ミシュラン?」と拍子抜けしてしまう…ので、別のものももう一品頼んでも良し。
さて、ここヤワラーには、何の変哲も無い屋台だったり、超ショボショボのお店、料理の方もある意味…ジャンク✖️…の事が多く…
それでいて、ミシュラン(ビブ😋)を取っていたりするので...時々、ムムムと思う🤨事もある。
この店でも食後に店を出る際に、改めて入口のドアに貼ってあるミシュランマークが本物かどうかを、今一度、マジマジと見返してしまった…
ちょっと、ここバンコクの(特に中華街の)ミシュランって…(ビブ😋を)乱発し過ぎじゃないのぉぉぉ~!?とか、個人的に思うけど...
ミシュランが付く事で、客の行列ができ、それに気を良くしたオーナーがとんでもない金額の価格設定に変えている身の程知らずのお店(それでも行列がすごい...)もある中で、
ここは「そーいう意味では背伸びせず」リーズナブルな価格のままという部分は、評価できるかなぁぁ...
まあ、ミシュランという文字に弱い方には、お勧めかなぁぁ...
以上。