ブラジルの北東部に「レシフェ(へシフェ)」という人口160万人の街が、ペルナンブコ州の州都として栄えている。
そんな街に昔の『監獄』が民間に解放されていて、その「独房」が「民芸品を売るお土産屋」になっている場所がある。
このレシフェのセントロ、歴史地区からトコトコと歩いていると、こんもりと木に隠れた怪しい建物を発見。
住所:Rua Floriano Peixoto, s/nº - Santo Antonio Recife - PE
その場所の名称は【Casa da Cultura 文化の家/『ペルナンブコ州の文化の家』】
レシフェ(ヘシフェ)の旧市街地に、何気なくある建物.....
一瞬、教会かいなぁ~?
と見上げるほどの大きく、しっかりした建物。この建物は、元)刑務所。
現在の正面の様相からは、そこが刑務所なんて、とても想像がつかない建物。
ここは約170年前の1850年にレシフェ刑務所として最初の建屋が完工。
内部は、木造3階建て、200-250人収容の大きさだったんだそー。
1973年に閉鎖されるまで、約120年もここは刑務所として使われ......今は...観光客向けの『お土産屋さん』として開放されています。
お土産自体は大した物は余り無いのだが、この『(元)刑務所と→(現在)お土産屋』の誰が考え付いたのか全くわからん...!
...昔の牢屋をお土産屋にする...という発想...
ある意味、ブラジル人しか思い浮かばないこの発想(ブラジル人の何もこだわらない、いや、深く考えない頭の構造)とは、まさにこういう事だ.....
...という良い見本になりますので、是非、足を伸ばしみてくだされ!
このアンバランスな組み合わせ、なかなか見ごたえがあります...
...なんか、入ったら良い様な、いけない様な...
恐らく、ここは.....
『世界で一番、入るのに勇気のいる、入ったら二度と出てこれなさそーなお土産屋』...
ああ、やっと出れた...と、
なぜかホッとする...ただのお土産屋さん...
以上!