ブラジルでは、結構、新型コロナワクチンの予防接種がスムーズに進み、人によっては(年齢・病気他)日本よりもずぅ〜っとお気軽で早かった。
私は、第2回目が8月末だったので、12月末には3回目のブースター接種が可能となった(この国では2回目以降、4ヶ月後)。
ともかく、1回目、2回目とブラジル人自身たちも(人によっては少しパニック気味で)必死にワクチンを打とうとした人が多かったので、2回を接種するまでには、結構ややこしい事がたくさんあった(時間掛かる/ワクチンが足りなくなる/ワクチンが選べなくなる等)。
ただ、そこからがラテン国家:ブラジル人らしく、2回目を打った瞬間から、もうこれで俺は/私は、コロナに罹らないと完全に安心し切っちゃった人が多く...🤣
これまで閉まっていたレストランやバールも完全にオープンし、テーブルの間隔を開けたり、間仕切りを設けたお店も減っていき今や普通の経済活動が戻っている。
マスクをしている者は、今だに多いものの、レストランやバールでは、(皆、既に罹って治った者、2回の接種が終わった者たちが気も緩み、油断しまくって)普通にたくさんの客が集中し、密があちらこちらに散見されている状態...😩
なので、こちらの夏休み☀️(12〜1月)は、皆国内バカンスに出掛けるブラジル人達が非常に多く(流石に、まだ国外に行く者は少ない...)、各地の行楽地⛱🏄♂️は、たいそうな賑わいだった〜🕶
当然、世界の流れに違わず「オミクロン株」は、ここブラジルにもドンドン入って来ていると思われる...
ところが、この国はコロナに対しての対策を否定し続けているボウソナーロ大統領がおり、
しかも、このタイミングで、ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA=厚労省)のシステムが、昨年末にウイルス攻撃されて以降、毎日の感染者数や死亡者数の正確な数値が把握できない状況が続いており、正確な情報が得られないこの国の民達の危機意識もどんどん薄らいでいる🇧🇷...
恐らく、もう少ししたら(ブラジル人達が休暇明けでボンヤリしている状態から覚め、現在の状況が悪化している事が周知の事実になった時には).....
コロナが酷くなっている事に気が付いたブラジル人達が、一斉に大慌てで3回目のブースター接種に走る事になるんだと思う...
さすれば、再び接種場が少ないだとか、ワクチンが足りないだとか、ファイザーが受けれないだとかetcetc...また、問題が社会問題化するの違いない...と私は思う...いや、絶対に!!
...という事で、(そんな事になる前に)今のうちにさっさと3回目のブースターを打っておこうと思い、やってきた接種会場(こんな時期なので会場を探すのも簡単だったし、列はできていたものの、まだ比較的空いていた)
逆に、隣にあったインフルエンザの予防注射の列の方が長かったぐらい...
でも、このインフルエンザの予防注射も『コロナとインフルを同時に発症した事例がある(=フルロナ)』と騒がれている政府の情報に、国民が敏感に反応した結果だと思う...(だってブラジル人は、通常インフルエンザの予防注射を打ちたがらないし...ブラジル人は良い情報/悪い情報、あまり吟味せず素直に受け取ってしまう傾向が強く、すぐに右往左往する事が多い...)
やっぱ、これから徐々にブースターを受けたがる人で大混雑すると思うんだわ...これから。
「チクッ‼️痛てぇぇ〜‼️」
やっぱ、3回目は痛いやぁぁ...
血も出たし、少しだけ不調になったわい...