ああ、ガラパゴス...。
死ぬ前に一度は行きたい場所によく挙げられる、あのダーウィンの...場所...
どこにあるんだかわからんだろうけど、この名前は「日本国内」では超メジャー級。「ガラパゴス化」という言葉は意味や場所すら知らない日本の子供ですら口に...
※で、ガラパゴス化ってなにさ!?...
「孤立した環境で独自に発達した物事」の事だとか。
ビジネス界で使われる意味は...「独自の進化論をガラパゴス諸島の“孤立した環境で独自に発達した物事”に当てはめて」指すんだとか...決して良い意味ではなく...「ガラパゴス〇〇」という言葉は「周囲の環境とはかけ離れた進化をしているが故に、外部から適応性・生存力の高い製品・技術が導入されると淘汰されてしまう」という残念な意味....
一体どこにあるのかというと...🌎
「ガラパゴス」とは島の名前ではなく諸島の名前。
「赤道」という名前の国:エクアドルの一部...南米大陸の上の方。
そのガラパゴス諸島は、18前後の大きな島と小さい無数の島からなっている。
ただ南米大陸(の赤道直下)なのに、北米🗽からの観光客が多いせいなのか...この国ではどうも「北半球」の感覚で物事が進んでいる...普通にUS$が使われている...マジかよぉ〜!?
そんなガラパゴスには空港🛬もあり、本数は少ないが、飛行機でエクアドル最大の都市:グアヤキルから約1時間20分で直接入り込める。
しかもなんと『エアバスA320✈️』という大型機なんよ!!😵。あんなでかい飛行機がガラパゴスに飛んでいるなんて....想像すらしとらんかった....
このでかい飛行機が乗り入れている事に驚きながらも、一体、どんな別世界が待ち受けているのか?ドキドキ、ワクワクしながら訪れたガラパゴス......
空港のあるバトラ島🏖から隣の島(サンタクルス島🏖)に渡るには、海を越える必要がある。空港からバスがその波止場まで乗客を運んでくれる(たったの約15分だけど...)。
すっごくポンコツなバス...でも、これは観光客様では無く、プエルトアヨラまで行ってくれる普通にこの島に住む「一般市民が使う公共バス」....らしい。
「えっ!!ガラパゴスに人が住んでるのぉ〜〜!?」
....めっちゃ驚いたわ....
このバス🚌に揺られて4~50分。
その間にランドセルっぽいリュクを背負った小学生が乗り込んでくる...
「えっ!!ガラパゴスに学校があんのぉ〜〜!?」
また、その途中ででかいラジカセを肩に抱えたいかしたサングラスをかけたファッションが行けてる地元の兄ちゃんが乗って来た...ええええ〜!?...目が点...ここガラパゴスだよね!?😧
なんか、このバスだけでも、当初の予想と全然違う「現実の」ガラパゴスとの遭遇に驚きながら、乗客(住民)が一人降り、二人降りしているうちに、ちょっと栄えた場所に出る。
ここがどこだかわからないうちに、運ちゃんからここで下りて歩け!とか...言われるがままに下車。
バスを下りてみて...またビックリ!
あれれれ...ここって...結構、普通の街じゃん!?...なんか、タイの島にでも来た感覚と同じだ...
...え?本当にここガラパゴス!?...
「ここはガラパゴス...ここはガラパゴス...」と自問自答しないと..思わず自分がアジアのどこかの港町に来ている錯覚に陥ってしまう風景ばかり.....
勝手に自然に囲まれた無人島、動物天国を予想し、ボルテージを上げていた私の期待を大幅に裏切り.....ガラパゴスは意外なほど、普通の観光地だった...
かなり観光化され、当然ながら、それに伴い住民も増えている訳で....普通に住民が家を建て、店を開け、学校を作り...普通に生活をしている...
で、ホテルに入ると、部屋に置いてあるミネラルウォーター💧が、これまたなんと!?『ガラパゴス製造』って記載されているのを発見し思わず仰け反る...
それってミネラルウォーターを製造する工場がガラパゴス島内にあるという事だよねぇ!?
なんか、それって...全然、ガラパゴス...っぽくない〜〜!!
🔳ガラパゴスも...
実際に来てみたら...いまや、普通に『進化していた』...
日本で言われる「ガラパゴス化」というは、必ずしも正しくない(日本人の認識とはちと違う)のではないかという結論...いつまでも日本人達が「ガラパゴス、ガラパゴス」と連呼している事自体が、実は「ガラパゴス化」なのではないか、というオチであった...という話...笑)
もちろん、そんな今や普通のガラパゴス...ただ、そうは言っても人と動物達が(都会の者達が考えられない程の距離感で)共存している事は間違いない...訳ではあるが...
以上!
エクアドルもコーヒー(アラビカ)が採れるのねぇ〜!
|
🔳
|