...とある夕刻、TVのニュース📺を観ていたら、(超でかい)かき氷🍧を特集する番組で、それが「くず餅で有名な亀戸の船橋屋」で出されている…という場面が...
私は今、東京スカイツリーの足元、押上にいるので、亀戸は歩いてすぐそこ。
Google Mapで調べてみると、歩いて17分…。
これは行くしかないでしょう!!...。
押上から亀有に向かって歩いて行くと、横十間川(よこじゅっけんがわ)沿に歩いて行くと、天神橋という橋のたもとにこのお店はござった。
※ちなみに、この川🚣♂️の名前の由来は、
...江戸城🏯に対して横に流れ、川幅が十間(18m)あったことから...別名の「天神川」は、亀戸神社の横を流れることに由来するんだそう。
このくず餅『船橋屋』は、217年も前の江戸時代🏯の文化2年(1805年)11代将軍徳川家斉の頃に創業した歴史ある超老舗⭐️
...このお店の裏に、小さな工場(こうば)があって、商品をこさえている模様...
ところで、「くず餅」という名の所以は、
●生産地の船橋が以前「下総国葛飾郡」という地名だったことから、葛飾郡の「葛(くず)」を取って「葛餅」と呼ばれるようになったとか。
ただその後「葛粉」を使った関西の「葛餅」と区別する為、関東地方では「くず餅」「久寿餅」と表記されるようになったんだとか。
ところで、来て見て初めて気がつくが、
このお店では、やたらに「乳酸菌」が喧伝されて下り、それは人間の免疫力を高める菌がくず餅の中にいるらしく、「くず餅乳酸菌」として商標登録され(=乳酸菌)
...なので、くず餅セットにヤクルトのような乳酸菌ジュースが漏れ無く着いて来ます。美味い!!
まあ、上記の歴史、物語に誘われて、くず餅を食べる事が出来たものの...当初の目的『かき氷』は...余りのデカさから「こりゃ(おっさん1人じゃ)無理だぁ…」という判断で今回は、断念となりにけり🤣
でも、『くず餅屋』が、そこだけにとらわれず、『かき氷』やら『乳酸菌』を繰り出し、伝統的ながらも、柔軟な企業体質だと思う。こういう頭の柔らかさが...長生きして来た秘訣か...?
※なお小説家の芥川龍之介は、中学時代に校外ランニングがあると、途中で抜け出してこの店に、くず餅を食べに来ていたというエピソードもあるんだとか。
以上!