ブラジルの各地のビーチ⛱に行って見ると、
「羽子板のようなラケット」を使って、「ゴムボール」を打ち合っているブラジル人達がたくさん...
老若男女を問わず、場所も気にせず、球を打合って遊ぶ光景は本当に健康的で、
まさにブラジル的〜!
バトミントンと羽子板と合わせたようなスポーツだが、青空の下で行う卓球のような要素もあれば、ビーチバレーっぽい要素....
このスポーツは、1945年頃、リオデジャネイロ・コパカバーナビーチが発祥らしい...説あり。
かつて....毎日、ダラダラとビーチで遊んでばかりいた「カリオカ」(←リオ出身者を地元ではこう呼ぶ...ちなみにサンパウロの人は「パウリスタ」)の発案者は、
「...風が強く、足元の安定感が無い砂上で...如何にテニスやバドミントンを上手にプレーできるか...を考えた結果...水に強いラケットで、風に強いボールを使い出した事が...この独特のスポーツの発祥になった...」そう...wikiより
浜辺では、誰でも、時間や場所を選ばずにすぐにできるお気軽さに加え、2016年のオリンピックが開催されたリオデジャネイロ発祥という事も加わり、きっと世界中の海でブレークするのではないかと...私は密かに思ったもんです...
日本ではまだまだ聞きなれない『フレスコ・ボール』。ルールは至極シンプル。
実は、ボールを落とさずに何回ラリーが続けられるか...という「ペアスポーツ」なんです(ただし、ビーチテニスやバレーとは違って、2人の間にネットは無し)。
『...対戦競技でなくペア競技...』というのがこの競技の味噌!
如何にペアである2人が協力をしてラリーを続けるかという、争いを好まないブラジル人的な発想で、Peacefulなスポーツといえます。
※ブラジル人は本当に総じて、平和主義。争うことを好みません...意外...笑)
また、30分のプレーで300kカロリー以上も消費すると言われており、健康維持に有効な有酸素運動としても効果あり〜
フレスコボールも世界中にフレスコボール協会が発足しており(日本にもある様です)、ワールドカップなどもブラジルでは開催されています。
基本理念は、どれだけ続くかということになりますが、試合時間や2人の間隔(距離)が決められています。
限られた時間の中で、いかに多くのラリーを、高い技術でエネルギッシュに続けて、それを審査して勝者ペアを決める、というのが基本ルールです。
🔳 コートサイズ:2人の間隔(距離)を6~9メートル間隔とし、ラリーを続ける
🔳 審判:レースディレクターと審査官(4人)の合計5人
🔳 審査基準:アタック、ディフェンス、スピードなどの項目で0~5点評価を実施する、フィギアスケートやスキージャンプの様に、採点方式による審査競技...
今なお、人知れず、小さな世界で、こじんまりと行われているスポーツですが、リオデジャネイロ・オリンピック開催と相俟って、世界から注目度が高まるのではないか?と密かに考えていたんですが...全然でした...笑
※ちなみに、フレスコボールの意味は、夕刻の「フレスコ(ポルトガル語で”涼しい”)時間」になってから、リオの若者たちが浜に出て始めるのでつけられた名前※
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